2-4 音声・視覚案内システムの考え方 1)音声・触覚案内システムは、視覚障害者を独自の対象とした情報提供手法である。ここに示す内容は、第3章の分析結果を踏まえて理論的に考察したもので、今後さまざまな角度から検証を加える必要がある。 2)視覚障害者の単独のターミナル駅利用は大きな危険を伴うから、予備的知識なしに行われることはめったになく、充分な事前調査を行って自らに必要な部分を絞り込んで駅を利用するのが一般的である。しかし駅が大規模になると全てを覚えることはできないから、移動中に情報を得ることが必要になる。
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